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本物にこだわった志度の桐下駄☆山西商店
志度の桐下駄って知ってますか?

もともと、日本一の桐下駄産地は志度だそうです。
こんなに近くにいて知らないことっていっぱいあるな、と思いながら
山西商店さんにお話を聞きました。

一つの桐下駄を作るのに40工程もの作業があるそうです。
山西商店さんは大正十年創業以来ずっと桐下駄を作り続けていて、
ほんと、工場においてある道具からも、その歴史を感じることができました。




昔は、志度に30社もの店があり、町営の桐下駄加工場もあったそうですが、
今は、中国産の桐下駄が増え、志度では2社になってしまったそうです。
それでも、全国の4割は志度で作られた桐下駄だそうです。
山西商店さんのこだわりは、やはり、本物の桐を使うこと。
福島県の会津桐だったり新潟県の越後桐。
なぜ本物の桐下駄がいいのか・・・
下駄は人の全体重がそこにかかってくるから、
木が柔らかいと、すぐに磨り減ってしまうそうです。
それに比べると、天然の寒い豪雪地帯で育った桐は
年輪がつまってて、木目が奇麗でしっかりしているそうです。


わかりますか?2つを見比べると年輪の目のつまりがぜんぜん違うのが。。
日本人って、ついつい、外国から入ってきたもの...
流行にすぐ目をやってしまい、日本人なのに日本の文化を拒絶するところがあるけど、
日本にもいっぱいいいものがあって、
その土地でとれたもので作るからこそ、その土地に合うんだ!と・・・・
北欧家具がどんなにおしゃれって言っても、
四季のある日本では、湿気も多かったりして、すぐに木が沿ってしまったり・・・
それは、北欧でとれた木を使ってるんだから、日本の気候には合いにくいんだそうです。
その土地で生まれ育ったものだからこそ、その場所にあってるんだ!
と話す山西さんの一つ一つの言葉に納得です。
ところで、ご存知ですか?
桐下駄って、本当は、左右がないし、サイズもなかったってことを。
左右がないことで、例えば、外側が磨り減ってくると、
左右を反対にかえて、履きながら磨り減り方を調整していくそうです。
そして、今なら、Mや、Lサイズってあるけど、
もともとは1サイズで、下駄からかかとがでたり、指が落ちたりしても
鼻緒で調節していたそうですよ。
鼻緒をきつく締めたり緩めたり・・・。
かかとが少しはみ出していたり、
鼻緒の調節をしている女性ってなんだか色っぽいですよね。


桐下駄は、もちろん、浴衣や着物に履くのですが、
もしかしたら、普段履いても素敵なんじゃないかなあって思いました。
そういえば、うちの父も、昔よく普段着に桐下駄を履いて
散歩したりしてたことを思い出しました。
山西さんの桐下駄(本物の昔ながらの桐下駄)は、
天然のロウを塗るそうです。
ニスや、ウレタンを塗っているものもあるそうですが、下駄は素足で履くことが多いので、、
汗を吸わず、足の裏がべたべたになりがちです。
だから、ニスやウレタンではなく、
ロウを塗ることで吸水性を失わず、履き心地がよくなるそうです。
おしゃれって、見た目はもちろんだけど、
そういった使い心地にもちゃんとこだわったものを選ぶこと
これが、本物のおしゃれなんじゃないかなあて、改めて思いました。


桐下駄をいくつか見せていただきましたが、
木目が揃ってて、ほんと奇麗。
鼻緒なんかも選べるので、いろいろ代えることで、
楽しめたりしますよね。
素足にミュールもいいけど、
もう一度、日本の素敵な履物桐下駄を見直して
いろんなシーンに取り入れて履いて見るのも素敵なのではないでしょうか。
素足だけじゃなくて、おしゃれな足袋に下駄もいいですね。
そんなふうに、下駄には、四季を通して履き方があるそうです。
山西商店さんは、受注生産で問屋さんに卸していらっしゃいますが、
個人でも事前に連絡していけば、自分にあった、桐下駄をつくってくれるそうです。
どんな木目で、どんな鼻緒にして、
そして、自分の足にあわせて、鼻緒をしめてもらって
自分だけの下駄!をつくるのも素敵ですよね。
2010年2月 1日 16:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
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